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5月19日

ここ最近は毎日4時間睡眠で、どうにもそれはよくないらしいので早く眠るようにしたいのだけど、いつも風呂から上がってから日記を書いているせいで睡眠時間が少なくとも30分は後ろにずれてしまう。じゃあ風呂に入る前に日記書けばいいじゃん! となっていま日記を書いている。これやるの何回目かな。たぶん3回目。本当にたくさん眠って日中にうとつくのをやめないといけない。言うのは簡単なんだよ言うのはよー。今週末に出張というほどではないけど、取引先のところに行って打ち合わせをするらしいのでそれを見学しなさいということを言われたのだ。それまでにはどうにかして元気な体に仕上げたい。ダメだったらエナジードリンクでどうにかします。コーヒー飲んでもガムを噛んでもダメなのでエナジードリンクに頼るしかないよ。暖かくても寒くても寝てしまうよ。高校生の頃から居眠りの常連だったよ。高校のときは授業がつまらなかったのと普通に友達がいなかったからだよ。

帰ってからうさぎをなでようとしたらすねていてなでさせてもらえなかった。ケージから出してやるとすぐ機嫌を直して、遊んでくれ構ってくれと鼻先でつんつんされた。かわいい。歩くとついてくるのでますますかわいい。でも座ろうとしたところまで駆け寄ってきて居座るのはやめてくれ。踏んでしまうぞ。かわいい。ショウバイロックと遊戯王アークファイブを観た。録画するアニメを減らすとこんなに気が楽なのか! 数週間分溜まってもそんなにHDDを圧迫しない! どちらもおもしろかった。バンドもののアニメを観ていた気がするけど、全然そんなことなかったね。アツいバトルアニメだったね! 巨大な敵の足に踏まれそうなところを駆けつけて踏ん張ってこそだよね! ちなみに今日は演奏シーンはありませんでした(冒頭に1枚絵でそういう描写はあったけど)。ますますなにアニメなんだ…。遊戯王は毎回恒例の異世界イベントの時期がやってきたようで感心感心。異世界に飛ばされてこその遊戯王だ。遊戯王はカードゲームのアニメです。ファイブディーズのパラレルワールドなのか、相変わらず市民や観客やセキュリティがクズばっかりで安心する。やった! ファイブディーズの世界だ! ファイブディーズはこうでなくっちゃ! 何話か観たけどまだ残っているのでまた今度観る。23時には風呂に入って日付が変わるぐらいには眠りたいな…。無理そうだな…。

*****

ここずっと「なにかをしたい」という気持ちだけあって、それは絵を描きたいだとか文章を書きたいだとかそういうことなんだけど、恒常的な睡眠不足により常に頭が酩酊状態にあるため、なにかをしたくてもなにも思いつかないようなそんな気持ちである。自分はどちらかと言うと絵よりも文章のほうが向いているらしいので、こうして日記を書いている。ただただ文章を書きたいという気持ちを慰めるために今日の日記の隅にこんな文章を書き連ねている。絵は描きたいものや構図をはっきりと思い浮かべてからでないと描き始めることができない。絵描きに向いている精神と文字書きに向いている精神とあるのだと思う。本当は物語が書けるのが一番いいのだけど、前述のとおり酩酊状態の頭では話をこねくり回すことができない。文章を書くことが好きだけど、物語を書くことは絵を描くよりも難産なので結局こうして日記で満足してしまう。ただただ創作欲だけが膨らんでいて、なにも作れないから創作とも言えないただの日記でその場を凌いでいるだけだ。

酩酊状態に慣れてしまうぐらいにはもう長いこと睡眠が足りていない頭は完全にスポンジになりはてている。なんでも吸い込むというのではなく、吸い込んだ端から垂れ流していくという意味だ。なにか用事で席を立っても立った弾みに用事を忘れてしまう。だからいまするべきことというのはこうしてその場で足踏みをするような文章を書くことより、数秒でも長く眠ることなのだ。あと2時間も長く眠れれば幾分かましになると思う。2時間というのはいつもぼんやりインターネットを眺めたり過去に解いたパズルを解き直したりすることに使っている時間だ。そういうわけで時間を虚無に溶かすことになるのでパズルゲームを無限に提供してくれるサイトをブラウザのブックマークから消した。あのサイトは毎日深夜3時に新しいパズルを出してくれる。それをスポンジが毎日脊髄反射で解いている。それが虚無じゃなかったら一体なんだって言うんだ。その時間で今日は早めに日記を書き始めることができたし、風呂も早く入ることができた。パズルは確かに楽しいんだけど、それは時間を湯水のように使う楽しさなんだろう。贅沢は楽しいんだ。いまは贅沢を言っていられないので黙って寝るしかない。この日記は定期的に「早く眠らないと」ということを末尾に書いているけど、こうやって手慰みに延々と中身のない文章を書き始めたということは睡眠不足の根が相当侵食しているというサインである。これは本当に、最悪薬に頼ってでも眠らなければならない。日記を書く時間さえもなくして眠ればいいとは思うけど、それは説教を受けているときに思う「この説教されている時間で宿題をやらせてくれよ」とひねくれたことを思う小学生の脳味噌だからだ。それはそれとしてこうやって意思表明をする必要がある。そして意思表明が終わったので寝る。

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