[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2月23日
2015.02.24 Tuesday 01:48 | 日記
旅行だ。8時に名古屋に着いていたかったので、逆算すると6時起き。最近の就寝時間は4〜5時。お、おしまいだ…。なんとか無理して3時に眠った。でも3時間しか眠れていない! 3時間しか眠れてなくても割と動ける気がする。高校ぶりの新幹線に乗る。と思ったけど一度台風かなにかで電車が運休したときに新幹線乗った記憶あるな。普段「岐阜羽島駅なんてなんのためにあるんだ」と思っていたけど、なるほど、電車が運休したときにちょうどいいな。どんなセレブだよ。ウオーそれにしても新幹線だ。眠ったり眠らなかったりで広島県は福山に。そこからまた電車を乗り継いで忠海へ。フェリーが来るまで時間があったので駅近くのお好み焼き屋に行った。こぢんまりとした店で、座布団になにかが丸まっている。犬だった。多分マルチーズ。ずいぶんと年寄りらしく、なでさせてもらったがずっと震えていた。あたたかかった。お好み焼き(というか注文したのはモダン焼き)もおいしかった。思ったより時間がギリギリになってしまい急いでフェリーに向かう。急いで、と言いながらしっかりコンビニに寄ってうさぎの餌を買う。
フェリーは人生で2度目かな? 大人しく座っていようと思ったけど無理だった。外に出て風景を見る。波! 風! ワアーと思っているうちに目的の大久野島に着いた。多くからでもわかる、白黒茶色のポツポツとした点! これ全部がうさぎだ。全部うさぎ! 野鳥の感覚でうさぎがいる。テンションがぐんぐん上がる。宿泊施設の前につくともううさぎしかいない。人間よりもうさぎが多い。買ってきた餌をまくともうハーレムになる! ここで全部まいてしまうのはもったいないので島を回ることにした。歩いていると遠くからうさぎがターーッとかけてくる。大久野島には毒ガス製造施設の廃墟もあるのでそれも見ながら回っていると木陰からガサガサッとうさぎが出てくる。ポケモンの「アッ、野生の◯◯が飛び出してきた!」ってこんな感じだ! と思った。道なりに歩いているうちに展望台があるという山道があったので進む。想像以上にただの登山だった。岐阜城が乗ってる山(金華山)を思い出す。普段坂道と聞くとウッと思うけど、山道は割と嫌いじゃない。たまにシダの下からうさぎが出てくる。普通の道ではちょっとついてきては食べものをねだって、もらえたりもらえなかったりするとあとはその場に寝転がるだけなのだけど、山道はあまり人が通らないからなのか結構ついてくる。あんまりに後ろをついてこられると愛着が湧いてしまう。すごくかわいいしついつい食べものをやってしまう。奴らは絶対餌しか見てないとはわかってるんだ…わかってるのに…。山を降りてくると島の半分しか進んでいなかったらしい。とにかくうさぎまみれになれる島だ。うさぎと廃墟が好きなら来て損はないと思う。
夕飯はバイキングで、魚を食べるなどした。普段海のない県に棲んでいるので魚がおいしい! 海のない県に棲んでいると「刺身とはやわらかいもの」というイメージがついてしまう。新鮮な刺身はかたくて歯ごたえのあるものなんだ…。おいしかったのでたくさん食べたけどまだお腹がすいているような気がする。食後にウミホタルについての講習会があったので覗いてみる。暗闇でホタルのようにぼんやりと光る生き物だ。いままでクラゲの一種だと思っていたけど、クラゲじゃなくて甲殻類の一種らしい。貝虫類という種類で、見た目はミジンコみたいなのに殻に覆われているのだという。体長は2〜3mmで、いかにもプランクトンを食べそうなのに実は魚を食べる肉食性らしい。もうこの時点で正直興味津々どころではない。こんな変な生き物が海の中に! クラゲみたいな2〜3mmの肉食の甲殻類! こんな生き物がいるなんて全然知らなかった! 「ウミホタルの発光をお見せしましょう!」みたいな感じの講習会だったのにそれ以前の解説でウミホタルを気に入りすぎて発光現象がおまけのような感覚になってしまった。アッ、発光現象は普通に綺麗だった。思っていたよりも明るく青白く光っていた。夏なんかだと大久野島の海に石を投げ込むと海面が青く光ったりするらしい。ウミホタルの発光はウミホタルルシフェリンとウミホタルルシフェラーゼという物質が水の中の酸素と反応して光るのだそうだ。危険を感じると光るのだけど、奴らは負の走光性があり自ら光ることで反射的にその場から逃げることができるという回りくどい危険回避を取っているのだという。おもしろい生き物だった。今日はこれで終わり。明日帰ります。
PR
Comment