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4月1日

今日は1日ぐうたらした。
エイプリルフールということでグーグルマップのポケモンを集めるやつをやったりした。

*****

cinema staffの新譜が届いた。
メジャーデビューして、案の定いわゆる古参気取りの気持ち悪いファンのような感情になって新しいアルバムをあまり聴けていなかったけれど、耳にすっと入ってくるいいアルバムだと思った。
とりわけインディーズ最後に出したセルフタイトルの出来がかなりよかった(思わずツアーのTシャツを買ってしまうほど)分、余計にそれと比べてしまうところがあったのだ。
新しいアルバムも時間が経ってからふっと聴くと「ああ悪くないな」と思えるようになるけど、今回はその時間を空けることなくすぐにいいと感じたのはすごくいいことだと思う。

アルバムを聴きながら、自分が「このアルバムいいな…」と思う要素は1曲目と最終曲がかなり影響していると気付いたので満足するまで書いてみる。

まず1曲目でグッと気持ちを持っていかれるアルバムはいい。
これは特にミニアルバムに多い。
PVがつく曲だったり、ギターのフィードバックで始まる曲だったりする。
試聴して「あっこれほしい!」と思うアルバムも大体1曲目でグッと気持ちを持っていかれている。
だけど1曲目だけグッときてもそれ以降の印象が薄くなってしまうのはよくない。
かっこいいアルバムとかっこいい曲が入ってるアルバムは違う。
そのふわふわしてしまう印象をパリッとさせるのが最終曲の役目だと思う。

最終曲、というかラスト数曲の曲順はかなり大きくて、頭から通して聴き終えたときの余韻が残れば残るほどいいアルバムだ。
一番最後の曲のアウトロがスーッと消えるとポイントが高い。
もしくはアルコールランプを消すときみたいな終わり方もとてもいい。
前者は長い深呼吸を終えたような気分になるし、後者はベッドからガバっと飛び起きるような気持ちになれる。
「ああ、アルバムが終わった」という気分になることは大切だと思う。
催眠音声の最後に催眠解除トラックがあるみたいに。

前に書いた、ベストアルバムとの距離が掴みにくい話も1曲目と最終曲の印象があやふやになることが関係している気がする。
曲の個性があるのはもちろんわかるんだけど、1枚のCDに詰めるときに「その曲がアルバムの中でどういう立ち位置にあるのか」ということを伝えるのが大事なんだと思う。
あっ、いいこと言った気がする。

あとたまにプロローグとエピローグみたいな曲が入っているときがあるけど、そういうアルバムはそのバンドのアルバムを初めて聴くときには避けるようにしている。
1曲目と最終曲がセットになっているようなアルバムは「頭から終わりまで動かないで聴いてくれ」というアーティストの意向があるのだと思うし、できるならそのように頭から終わりまで動かないで聴きたい。

長々と書いたけれど、とかく説明が下手なので自分は抽象的な言葉を使わないと文章が書けないことが充分伝わったと思う。
もちろん1曲目と最終曲だけでなくその間の曲もとても大事だし、シングルカットされた曲なんかは大体3曲目とかに挟まってることが多い気がする。
あとアルバム名の由来になってる曲は7曲目(もしくは後ろから3曲目)ぐらいに入っている印象がある。
とにかくこれらを踏まえるとやはり「Drums,Bass,2(to)Guitars」はとてもいいアルバムだということがわかってもらえれば嬉しい。

そういえばまだ「望郷」はしっかり聴けてないな。
でもしっかり聴くときは必ず来るはずなのでそのときにゆっくり聴こう。

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