忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

▲TOP

11月17日

起きてから朝食食べて、軽く昼食もとったので午後は少し活力があり、それから夜までずっと父から借りた本を読んでいた。佐藤純の「天気痛 つらい痛み・不安の原因と治療方法」。天気痛については以前自分が食卓の話題として出したことがあり、それを覚えていたのか父がいつの間にか買って読み終えたのでお前も読めということだったのでありがたく借りて読む。

ある種の人々は天気が崩れると頭痛を起こしたり昔の傷が痛み出したりするという。昔から「雨が降ると古傷が痛む」などと言ったりする。気温や湿度が悪化すると具合が悪くなるというのはよく知られていたが、普通に暮らしているだけではあまり体感できない気圧も痛みに大きく関係している。どうやら内耳にある気圧を感じるセンサーが敏感であると、他の人が感じない程度の気圧の変化でも過剰に反応し交感神経が働き、結果として各所で痛みを発生させるという。これを天気痛と名付け研究をしている医学博士による本だ。
本来の頭痛などのメカニズムとしてある「交感神経が興奮することにより血管が収縮して痛みの神経が刺激され痛む」というものはすでに知っていることだったのでなるほどな、と合点がいく。しかしもうひとつの痛みのルートとして「慢性痛を放置していると交感神経と痛みの神経の間に異常な連絡が生じ、交感神経の興奮がダイレクトに痛みに繋がる」という新しいルートがあるということは知らなかった。慢性痛のある部分は常に交感神経が興奮しノルアドレナリンをたくさん出しているのかというと実はそうではなく、むしろ疲弊して放出するノルアドレナリンの量は減るという。身体は交感神経になにか異常が起きたと判断して逆にアドレナリン受容体を大量に増やし、僅かなノルアドレナリンでも反応できるようになってしまうのだ。

実際に医師として患者を診た臨床結果も載っており、個人的な感覚として「あー確かにそういう症状あるわ…」と腑に落ちる本だった。まだまだ研究途中の分野なのでこれからまた新しいことがわかっていくんだろう。天気痛の入門書として読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。
あと台風が来ると高潮が起きるメカニズム(気圧が1hPa下がると海水が1cm盛り上がるので、50hPa下がれば況や…)や新幹線がトンネルに入ると車内の気圧がグッと下がるのでめまいを起こしやすい、など細かなところで意外と知らなかったことがあったりして非常に勉強になる本だった。

普段からちゃんと本読まなきゃだめね。特に新書は全然読まないから。TLを流れてきたりして気になるタイトルはあるんだけど結局忘れちゃうんだよな。

拍手

PR

▲TOP

11月16日

ボロボロの睡眠から起床。朝食にもうなに食べたのか覚えてないくらい具合悪かった。普段から低血圧気味ではあるがこんなに酷い目覚めも珍しい。2日目は朝から新穂高ロープウェイで山頂へ。山頂の気温は-2℃。うっすらと雪が積もり、ところどころにつららが。イヤー、天気悪かった! 雨こそ降ってはいなかったが一面曇りで景色どころではない! 睡眠不足と昨日の夜中の話を引きずったままのテンションだったのでこの先の見えない景色を眺めては、なんか精神状態がそのまま情景描写として現れてんなあとか思ったりした。なに言ってんの?
昼食に飛騨牛をはじめとした牛/豚/鶏/魚の4種盛りをプレートで焼いて食べる。この2日間飛騨牛ばかり食べている気がするな…。いやおいしいからいいんだけど。午後は高山市のなんか有名な通りを観光。ここは以前も観光で訪れたことがある。昨日の飛騨古川が(もちろん平日だったし観光地としての知名度の差もあるけど)探しても人がいないような状況だったのに対し、今日は完全に芋洗い状態。店を見て回るだけでも一苦労だ。プリン屋でプリンだけ買って撤収。こういうところでもpaypay使えるようになってるんだな。またバスで寝ているうちに会社まで戻ってきた。旅行終了。余った缶コーヒーを何本かもらったので今度仕事中のカフェイン摂取に飲もう。
家まで帰る頃にはもう随分憂鬱が進んでかなりバッド入ってたから「もう次から社員旅行行くのやめようかな…」ぐらいまで落ち込んで、久々にこんなメンタル不調に陥ったものだからしばらくきっついぞこれ…、とまで思っていたが、フォロワーの人からいいタレコミがあったのでぐっと機嫌が良くなった。やっぱり自分を救ってくれるのはロックバンドなんだよな…。

拍手

▲TOP

11月15日

旅行。朝6時に起きたらちょうど朝焼けが綺麗でよかったな。普段より30分早く起きるだけでこんなに景色が違うのか。バスで奥飛騨へ。4時間しか眠れなかったからバスの中ではほとんど寝ていた。時間つぶしのためにiPadへ以前買った電子書籍をダウンロードしてフル充電で持ち込んだけれど結局積んでいた漫画は3冊くらいしか崩せなかったな。昼食に飛騨牛のハンバーグを食べる。飛騨牛を食べる機会は数あれど、ハンバーグで食べるのは初めてかもしれない。おいしかった。飛騨古川の酒蔵を見学して新酒を試飲させてもらったが随分と甘くてフルーティな感じ。せっかくだし買って帰りたかったけどいま家に日本酒2瓶あるんだよな。あとで調べて気付いたけど君の名はの舞台だったらしい。テレビでやっていたときに雑にしか観ていなかったから全然知らなかった。若干早めにホテルに着く。夜の宴席でも飛騨牛の鍋焼きが出た。あとチョウザメの煮付けを食べたぞ。味はブリっぽかった。
何人かの後輩社員と喋る。全員が根暗を自覚しているので「人が怖い」「若い子から薄々馬鹿にされているんじゃないかと思ってる」「人当たりがいい人と話していてもなぜか壁があるように感じてしまう」「向こうがいい子なのはわかっていても根暗な自身が勝手に被害妄想を起こして怯える」「本当に人が怖い」みたいなことを言い合ってしまった。頼られるはずの先輩のはずなのにいちばん弱音を吐いていたような気がするな? でもみんな同じようなこと思ってんだなって。で暗いことばっかり言ってるから楽しい話題を、と探した結果、後輩同士で同じアイドルグループのファンだったということが判明し「やっぱりみんななんらかの信仰対象を持っているといいよ」というオチに落ち着いた。なんかいい感じに終わったな! 自分は愛するロックバンドが神様だから…。
解散したあとひとりで温泉へ。奥飛騨温泉郷に来たのに温泉に入らないのはもったいない。夜中だから他に誰も入ってなくて快適だった。夜は案の定眠れず。旅先の睡眠はもうほとんど期待していない。どうせ明日もバスん中で寝るんだ。

拍手

▲TOP

11月14日

引き続き上流からのめんどくさい問い合わせが続く。落ち着いて対応してはいるもののリーダーはだいぶ消耗しているらしく、その後別件で聞きにいった質問にもなんとなく生返事な感じだった。今週全然残業してないけどそれでこの曖昧さなのだから、疲労蓄積してんな~。自分も今日はあんまり本調子でない感じだったしみんなそんな感じだね。明日は社員旅行なので定時で早々に帰宅。なんも準備してねえや。相当寒いようなので防寒準備だけしっかりしておかないとな。

拍手

▲TOP

11月13日

今日は早くから「もう定時で帰るぞ~」って気分でいて、仕事もキリがいい感じで終わってあとは終業のチャイムが鳴るのを待つばっかりだな~とそわそわしながら待っている定時3分前に上流から電話があり修正を命じられたのでした。トホホ~もう差し替えはコリゴリだよ~~!! せめてもう10分はよ電話かけてくれよ~~!!! しかも指摘事項もこんな土壇場に慌てて気づくようなものじゃないし、もっと早くからチェックできましたよね~~~??? まあギリ定時の範囲内で修正完了したのでいいんですけど…。

自分は見た目より結構気が短いので(?)、こういう無茶振りされるともうめちゃくちゃ焦ってイラッイラしてしまうんだけど、リーダーはこの手の所業で苛立っているところ全然見ないし今回も落ち着いて対応していたので、本当にこの人すごいな…と改めて襟を正したのだった。昨日の今日でこの有様だから上流に振り回されるのはしょっちゅうのことだし、半ば諦めているからかもしれないが…。
メンター、心に飼う(というより飼われる感覚のほうが近いが)と人生が捗るのはもちろんのことなんだけど、ロールモデルに足る人物が身近にいるだけでこんなにモチベーションが違うのだから感謝しかない。その点ではいまのチームに配属されてよかったなと心底思う。これで激務でさえなければなあ。

拍手

▲TOP